アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 経済小ネタ。上昇するエンゲル係数とか。

 消費支出に占める食費の割合を示し、生活水準が上がったか下がったかどうかの目安となる「エンゲル係数」に異変が起きている。本来なら経済成長とともに下落するパターンが崩れ、急ピッチで上昇しているのだ。世帯人数の減少に伴う個食化や外食化に加え、増税や原料高が重なったためで、新たな食スタイルが生まれつつある。

■共働き・個食…支出削れず

 総務省が2015年末に発表した同年11月の家計調査(2人以上の世帯)。


以下ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96103530U6A110C1H11A00/


16 名前:名無しさん@1周年:2016/01/25(月) 20:27:50.13 ID: jGqUp5xj0.net
農家激減と円安で野菜が簡単に値上がりする

いや、TPPが始まるからね。
葉物野菜はだめかもしれんが……肉はね。
近い未来、貧乏人ほどデブっていうアメリカみたいな感じになっちゃうのかな。


 家計の消費支出に占める食費の割合を示すエンゲル係数がこのところ急上昇しています。エンゲル係数が高くなるほど生活が苦しいと言われていますが、わたしたちの財布に何が起こっているのでしょうか。


 総務省がまとめた11月の家計調査における食料品支出は7万111円でした。支出総額は27万3268円だったので、エンゲル係数を計算すると25.7%という数字になります。2013年まではエンゲル係数が25%を超える月はほとんどありませんでしたが、2014年に入ってから25%を超える月が増え始め、2015年になるとその傾向がさらに顕著になりました。5月以降は、毎月25%を超える状況が続いています。

そりゃ食料品が値上げと容量減で1.5倍くらい上がってんじゃねえか?
そんな状況では他のもんは買えないよ。
だから買い替えが必要な品の購入を見送る、小売が値下げを始める=デフレ。
でも実際庶民の暮らしは確実に苦しくなってんだよな。

 エンゲル係数が2014年以降に急上昇した直接的な原因は消費税の8%への増税です。円安が進んだことで、日本では原材料価格が上昇する一方、給料はそれほど上がっておらず、家計の実質所得はマイナスが続いています。消費は弱いままですから、事業者は簡単に値上げすることができません。

 このため、内容量の削減など見えない形で値上げを続けてきましたが、それも限界となってしまいました。2014年4月の消費増税をきっかけに名目上の値上げに踏み切った事業者が多く、これが食料品の価格を押し上げたと考えられます。消費税が上がっても、収入が増えたわけではありませんから、消費者は他の品目を切り詰めることになり、結果的にエンゲル係数が上昇したわけです。

 支出が減っているのは、身の回り品や小遣い、洋服、履物といった品目です。こうした部分で何とか支出を切り詰め、食料品の購入を維持しているようです。

確かに衣料品は悪いなあ。。。今年のコートの出来が極悪だったのもあるかもしれんけど、売り物はコートだけじゃないからね。


デフレなんて言ってるけど、実際価格が下がってるのは家電なんかの高額品で、食料品なんかはずーっと上がり続けてるのよ。ポテトチップはむかし100g100円だったの。
ホントなんなんだろ。
安倍総理もその辺は認めてほしいよね。


同じような話題だけど。

調査結果のポイント

1.1 月の景気DI は前月比1.2 ポイント減の43.5 となり2 カ月連続で悪化した。年初から日経平均株価が大幅に下落しているうえ、中国の景気減速や設備投資の伸び悩みも重なった。国内景気は、生産活動の停滞に天候不順も加わり、悪化している。今後は、生産や消費に下振れ懸念があり弱含みで推移するとみられるなか、アベノミクス第二弾を後押しする政策パッケージの投入が求められる。

2.業界別では『建設』『製造』『運輸・倉庫』『サービス』など9 業界が悪化、『小売』の1 業界が改善した。中国の景気減速が輸出や設備投資を停滞させ機械製造などの景況感を悪化させる要因となったほか、軽自動車の販売不振は関連する部品生産の減少をもたらしている。

3.地域別では、すべての地域が悪化した。公共工事の全国的な減少傾向に加え、1 月前半までの少雪やその後の大寒波などの異常気象も響き景況感は大きく悪化した。輸出悪化に天候不順が重なった2014 年8 月以来、1 年5 カ月ぶりに全10 地域が悪化、うち6 地域は2 カ月連続で悪化した。< 2016 年1 月の動向 : 悪化している >2016 年1 月の景気DI は前月比1.2 ポ


以下ソース(PDF注意)
http://www.tdb.co.jp/report/pdf/201601_jp.pdf

難しいわ〜
でも面白いので後で読んでみよう。




さて、マイナス金利について。

マイナス金利政策の盲点はデフレ期の資金需要不足

総務省が発表した2015年12月の全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出は、実質で対前年比4.4%減に終わった。さらに、同月の消費者物価指数は日銀のインフレ目標の指標であるコアCPIベースで対前年比0.1%上昇。相変わらず、さえない動きが続いている。



デフレ期の国では金利や銀行の融資姿勢と無関係に、民間がおカネを借りない。理由は、需要が不足する(これが「デフレ」だ)環境下でお金を借り、設備投資や住宅投資におカネを投じても儲からないためだ。すなわち、デフレ期には資金需要が不足しているのである。日本の長期金利は、日銀の国債買取が本格化する前から低かった。理由は、民間がおカネを借りないため、銀行が預金を国債で運用せざるを得ないためである。


民間が銀行からおカネを借りるか否かは、あくまで「民間の資金需要」に依存する。どれだけ安い金利を銀行側から提示されても、資金需要がない民間はお金を借りない。そして、デフレの国ではおカネを借り、投資をしても「儲からない」ため、政府が緊縮財政路線を堅持する限り、資金需要は増えない。というわけで、日本がマイナス金利を採用しても、単に「(金利が付く)国債がさらに買い込まれる」という結果を招くだけだろう。実際、日銀のマイナス金利採用のニュースを受け、新規発行十年物国債金利長期金利)は、一時0.09%と、何と0.1%を割り込んでしまった。

その通りだと思う。

ブルームバーグ):米外為ブローカーのFXCMは香港ドルの取引をとりやめ、 オフショア人民元の対米ドルでのポジションを抑制すると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ボラティリティ拡大懸念が背景にある。



4: FX2ちゃんねる 2016/01/29(金) 22:43:32.41 ID: 5txKzCKM.net
どゆこと
人民元いらないって?

7: FX2ちゃんねる 2016/01/29(金) 22:46:26.20 ID: fXe1bGYH.net
>>4
オフショア人民元(CNH)の為替変動幅が極端に大きくなる可能性が増しているため、それが理由で大損をぶっこくであろう個人が、その損失の穴埋めをしないままトンズラをこいて最終的にFXCMがその損失をかぶらなければいけない可能性を予防的に封じようとしている。

以上

マジかよ。


半額の時に極暖を買えばよかった。忙しいから無理だったんだけど。

 カジュアル衣料品店ユニクロ」が失速している。運営会社のファーストリテイリングが1月7日に発表した2015年9〜11月期(第1四半期)決算は、本業の儲けを示す営業利益が759億円と、前年同期を16.9%下回った。同期間としては4年ぶりの減益となった。



■ 「想定を超える暖冬だった」

 海外の店舗網を拡大したことで、連結売上高は5203億円と前年同期に比べ8.5%増えた。が、国内のユニクロ事業は「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」など冬物衣料の多くが苦戦。連結業績の足を引っ張った。


 国内ユニクロの既存店売上高をみると、昨年は9、10月こそ前年を上回ったが、売上規模の大きい11月は8.9%減と落ち込んだ。冬物販売の動きが鈍かったため、値引き販売を増やした結果、粗利率も9〜11月で前年同期に比べ0.8ポイント悪化した。

 ユニクロは円安に伴う原価の上昇を理由に、秋冬商品から約2割の商品を平均1割値上げしている。2014年に続く2年連続の値上げとなり、割高感は強まっている。岡崎CFOは「値上げの影響は限定的」とするが、客離れが起きていることは否めない。

 国内大手証券のアナリストは「暖冬の影響が一番大きいが、値上げが消費者に十分支持されていないことも国内不振の背景にある」としたうえで、「たとえばウルトラライトダウンは3割近い値上げなっているが、それに消費者がおカネを払うか疑問だ」と語る。

以下ソース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160110-00099927-toyo-bus_all

ウルトラライトダウンは羽毛をケチってる代わりに安い事だけが利点だったのに、残されたたった一つの利点すらなくなってしまうとは……
部屋の中でダウンジャケットを着て過ごす侘しさを進めたのがユニクロさ。
でも暖かいんだけどね。
まあ、私は褞袍*1を着ているんですが。

35 名前:足4の字固め(神奈川県)@\(^o^)/:2016/01/10(日) 10:25:51.53 ID: xxQnQna40.net
出始めのユニクロは品質も良くて安かったけど、
今のユニクロはそこまで安くないし品質悪いしで…
だったらしまむらとかH&Mで買うわ(´・ω・`)

その通り。
無印良品ももう有印不可品であるのだけど。
半額の時に極暖買っとけばよかった(2回目)
ユニクロは下着を買う所だしなぁ……今では私もその意見を否定する気はないよ。

 快進撃を続けてきたユニクロの業績が、最近は芳しくないようです。具体的には11月まで6カ月連続で国内の既存店客数が前年を下回っているという状況です。

もちろん円安という状況で品質を維持するためにやむを得ずという理由もあるでしょうが、それ以外にもユニクロ自身が積極的に値上げを推進している面もあるように思われます。


GAPのビジネスモデル

 ユニクロはこれまで基本的にファストファッションの元祖ともいえる米GAPの戦略を追随してきています。GAPはアパレルメーカーから商品を仕入れて販売するという従来の衣料品小売の形態を、小売商自らが商品の企画を担う製造小売業というスタイルに変化させました。

 また、GAPは傘下に低価格ブランドとなるOLD NAVYという衣料品小売店を展開しています。これにより、現在のGAPの価格はもはやファストファッションとはいえないほど高価格化してきています。こうした状況を踏まえれば、ファストリユニクロの価格を上げる余地は、まだあると考えても不思議ではないでしょう。

マジかよ。
あの安っぽい安っぽいGAPより、もっと安い物を売っている下位ブランドがあるというのか。これは驚愕である。
正直うちの近所にあるGAPが特に良くないのかもしれないが(というのもアパレル店の質は、店をメンテする従業員のセンスに結構左右されるものだから)、正直購買センサーがピクリとも動いたことがない。
あれよりさらに下となると、逆にちょっと見てみたい気もする。

 ファーストリテイリングのグローバルブランド事業(セグメント売上高2953億円)には、ジーユー事業の他に、米国でプレミアムデニムを製造販売する「J Brand(ジェイブランド)事業」、高級スーツなどを製造販売する「セオリー事業」なども含まれます。2015年8月期でジェイブランド事業は前年に比べて営業赤字が拡大、セオリー事業は営業利益が減益となりました。12年に、約3億ドル(有価証券報告書での取得対価は268億円)で買収したジェイブランドについては、「のれん」(取得原価と受け入れ企業の時価純資産額との差額)として187億円が計上されていました。

 しかし、同事業に関して、14年8月期に193億円、15年8月期に51億円の減損損失を計上しています。当初の計画どおりに業績が伸びなかったため、「のれん」に計上された金額が吹き飛んだことになります。

 低価格衣料品を取り扱う「ジーユー事業」は順調に業績を伸ばす一方、いわゆる高級服の販売では苦戦しています。

つか、高級服に分類されている物が高品質ではないという所が、もう消費者にばれてるせいではないでしょうか?


パレートの法則」でしたっけ。全体の2割のものが残りの8割を支えている、ということが、いわれますよね。
たしかに、商品別に売上を見ても、2割の商品の利益が全体の利益の8割を占めていることはよくあって、逆にいうと、2割の商品がちゃんとがんばれば、残りの8割が多少失敗しても大丈夫なんですね。


だから、「売れるものをつくる」というより、みんながじぶんの理想として2割のほうになることを目指す。
それはもう、思い切ってやったらいい、って、開発の人たち全員に言ってるんです。
最終的に2割になった人が助けてくれるから、8割になることはまったく心配しないで、もう2割になることだけ考えたらいい、って。
勇気を持ってやろう、と。

http://www.1101.com/nintendo/miyamoto2015/2015-12-15.html

パレートの法則」というのは確かにあって、それはその通りなんだが…任天堂と小売りとではまた話が違うんだろうなと思う。
2割が売れれば8割は売れなくともよいというのは暴論のような気もする。
まあ、そこだけ切り取って聞くとだけれども。
冒険して失敗した経験を2割で生かせばいいという話なんだろう。


ちなみに、小売りにおける2割とは定番商品だ。
じゃあ売れない8割を減らして、売れる2割の構成比をあげればもっと儲かるじゃないかというと、そういう訳ではない。
売れる2割の定番商品というのは、他所の店にもあるからだ。
でも売れない8割の取り扱いがあれば、それを求める客はそっちに行くわけで、そしてそこで定番商品を買えば、もう8割を置いてない店で買い物をする必要がないわけだ。
結構、家からの距離というのはバカにならないもので、少々高くとも近いからという理由で行っちゃうのがコンビニだったりするわけだ。
ちょっと安いからと言って、その2割の商品の為にわざわざ遠回りをする人は少ないのさ。
だから他所で売ってない売れない8割を取りそろえるのは大事なんだよ。


そういう考え方はあるのだ。
(だからブーツカット置けよ)



ただし、人間の場合は少し違う。
例えば、働き蜂の内の2割は働き者で、2割は全然働いていないというのは有名な話だが、そこから働かない2割を取り除いてみると、今までは働いていたはずの中から、やっぱり働かない2割が生まれてくるというのも有名な話なんだが、人間の場合は何を以って働いているのかを定義するのは難しいし、その定義次第に依っては向かう先が変わってくる。
だから何が大事なのかを決めることは大事だ。
それをわかっていない人が舵を取っているのは非常にうんざりすることだ。
まあ、それが分かっている人間なんかいないのかもしれないが、
少なくともこのままじゃいけない事だけは、何故かわかるんだよなあ。。。。。。

*1:どてら