コラム：欧州債務危機は「火薬庫」、リーマンショック規模の影響も | ロイター

一体ヨーロッパに何があったっていうんだ…

■コラム：欧州債務危機は「火薬庫」、リーマンショック規模の影響も

　［東京　６日　ロイター］　欧州が金融危機の「火薬庫」の様相を深めている。足踏みするギリシャ支援、財政改善が遅れるイタリアなどへの不安から金融市場でリスク回避の動きが一段と広がる一方、ユーロ中核国のドイツでは域内支援の合憲性を問う裁判や欧州金融安定ファシリティ（ＥＦＳＦ）拡充案をめぐる議会採決が控えており、その結果次第ではユーロの信認が大きく動揺する可能性が出ている。

　欧州が債務危機の食い止めに失敗すれば、２００８年９月のリーマンショックと同じような経済的打撃が世界を襲うリスクにもつながりかねない。世界的な景気後退や金融システム不安に日本はどう対処するのか。日本政府はリーマンショックの教訓を踏まえた政策対応を今から準備し、日本企業や金融機関も危機シナリオに沿った対応策を検討する必要があるだろう。

ついにユーロが終わるの…？

　リーマンショックの教訓は日本にとっても重い。サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）の焦げ付きが表面化し出した時から、政府や金融機関は「日本の金融機関はサブプライムローンの残高は欧米に比べ小さく、影響は小さくて済むだろう」と言い続けてきた。その後、リーマンブラザーズが２００８年９月に破たん。当時の与謝野馨経済財政担当相は、日本経済への影響について「ハチの一刺し」と表現した。

しかし、危機的な状況は世界的な金融恐慌一歩手前まで進行。ショックは実体経済に波及し、貿易量が急減した。結果として日本の実質国内総生産（ＧＤＰ）は０８年１０─１２月期が前期比マイナス１３．５％、０９年１─３月期が同マイナス１４．２％と、Ｇ７諸国の中で最も打撃を受けた。

え！？　そうだったの！？��(ﾟ口ﾟ;）
だれかホントのところを教えてくれ！