ASCII.jp:ネットの力、お借りしたい――初音ミクと話せる「MMDAgent」 (1/3)|CEATEC JAPAN 2010レポート
「歌ってもらえますか?」 「もちろんです!」――。
「こんにちは」とマイクに向かって話しかけると、キャラクターがお辞儀をしながら「こんにちは」と返してくれる。冒頭のやりとりを終えると、CGアイドル・初音ミクが踊りはじめた。
結構早くしゃべってるのに、ちゃんと聞き取ってるね〜
MMDのモデリングデータを使えるんだって!
市販のデスクトップパソコンで動きます
年内にオープンソースとして公開
もちろん好きなキャラクターを動かそうとすると、3Dモデル、音響モデル、モーション、自然言語処理系の辞書と、様々なものが必要になる。だがその辺は、ネットで「ネ申」と呼ばれるユーザーたちがどうにかしてくれる……かもしれない。
すげえ!
こういうところ、日本は豊かだなーと思うよ。
みんながアイデア出して、それくみ取って良い物作って、それをタダで公開して、またみんなからアイデアが出てくるとか。何そのグッドスパイラル。*1
特に力が入ってると感じたのは、3Dキャラクターを動かすモーションプログラム。なんと、MMDのプログラムを「あえて使わず」、ウェブ上にある情報を参考に、独力でゼロから開発したのだという。
徳田教授と研究を供にする李晃伸准教授によれば、2つの画面にMMDAgentとMMDを並べ、まったく同じ挙動や表示になるように調整を繰り返したとのこと。「それってMMDの作者に協力を申し込めばよかったんじゃないですか?」という質問に答えた李教授が、「いやー、ちょっと火がついちゃって」と話していたのが印象的だった。
wwwwwwやりたくなっちゃったんだwww
インターネットから初音ミクの音声波形を30パターン集め、HTSの「声を真似る」手法を使って合成用音響モデルを学習させた。それをOpen JTalkに読み込ませることで、初音ミクそっくりの声でしゃべらせることができるようにしたのだという。
へええ〜
初音ミクがきっかけ、「役に立つことをやめた」
wwwwwwwwwナイスwwwww
*1:生きてくことには全く役に立たないけど、こういうことやってられる余裕が良いところ