アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 アクエリオン

面白かった。 ラストの何とも言えない余韻が私好みだ。
そしてこの音楽。 やっぱ鬼才だよ、菅野ようこ。 ああ〜〜たまらん。
しかし、シリウス可哀想だったなぁ。 いや、そういうと彼は怒るんだろうけどさ。
ほんと、環境の影響を受けずに育つ人間なんていないんだよね。
シルビアは、過去生を覚えていて才能がある。
それがなかったシリウスは、成長のために彼女より勉強や訓練に時間をかけなきゃならない。
彼に「寂しいから一緒にいて欲しい」と望むことは、そのシリウスの大切な成長を奪うことになる。
シリウスの成長のエネルギーを自分の満足のために使わせるか、シルビア?
それではシリウスが振り返らないのも無理はない。

嫉妬。
嫉妬の醜いわめき声に遮られて、耳を覆いながら全ての想いは行き場を失う
そして野獣は儚き姿を装いながら、彷徨う心を喰らうだろう。

イカも、シルビアの前ではシリウスから離れるくらいの頭は持ってんじゃないの。
よかった。 単なるラブコメじゃなくなるかね。
シリウスとシルビアが兄妹ってのもひとつのポイントかも。
しっかし、シリウスの声が三木真一郎に聞こえて仕方ないんだ。
三木さんと杉田智和さんの違いは、自己陶酔できるかどうかだな。 たぶん。