アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 35歳を超えたエンジニアの5つの働き方

うわぁw

35歳定年説の35歳を超えてから1年以上が過ぎたところですが、昔のようにはいかなくなってきたところ、昔と変わらないところ、昔よりよくなってきたところなどがいろいろあります。年を取ってもエンジニアを続けたい人の参考になるかどうかわかりませんが、そういう人たちのためにぼく個人の体験をここに書いておこうと思います。

ほっほう。

1.理解できるまで聞き返す
特に若い人たちとの会話で痛感するのですが、相手の言いたいことを一度で理解することが難しくなってきました。最近になってよく思うのですが、若い人たちは比較的よく、主語を抜かしたり目的語があいまいなまま話をしてきます。昔はそれでも相手の言いたいことが理解できたのですが、最近はそうもいかなくて、「ごめん、もう一度言ってくれる?」と相手に言い直させることが多いです。

いや、それはおじいちゃんたちも同じだよ。
「あれがそれでー、だからあれしておいて?」ってあれって何だよ!わかんねーよ!みたいなねw
独特の言葉を使われたりね。わかんねーの。言葉が。

2.勉強時間を減らしてはいけない
20代の頃は、技術書を何回か読むだけでだいたい書いてあることが理解できました。ただ最近は、実際にそのコードを書いてみたりコマンドを叩いてみたり計測してみたりと、手を動かしてみてやっと理解できることが多くなりました。正直メンドくさいです(ぼくは人一倍のメンドくさがり屋です)。このあたりにも35歳定年説が生まれた要因を感じることができます。

ほんとそうだわな。若い頃と同じように出来る「つもり」では駄目。

3.残業してはいけない
この業界では残業することが当たり前、みたいな感覚があります。ぼくも若い頃は定時で帰ることが珍しいくらいでした。午後10時くらいに帰ることを念頭に置いて、それまでにこれとこれをやればいいな、と予定立ててから仕事に取り組んでいました。
最近はできるだけ定時に帰るようにしています。なぜなら体力的に残業することがきつくなってきたからです。徹夜など言語道断です。残業できなくはないですが、終電間際くらいまで残業をすると体調が悪くなります。その体調の悪さが2,3日後を引きます。結果的に効率が悪くなって、定時で帰るときよりもこなせる仕事量が減ります。月100時間残業したときは、半年くらい調子が戻りませんでした。
そもそも、最初から残業することを見越して仕事を始めると、その残業分だけ集中力が低減します。これはぼく個人の感覚ですが、午後10時まで残業するつもりでいるときと、定時で帰るつもりでいるときのこなす仕事量に大差はありません。現在は、午後3時くらいまでに一日の8割の仕事を終わらせるように仕事に取り組んでいます(これは一日の勤務時間の半分です)。
それに年齢の高い人間がいつまでも残っていると若い人たちが帰りにくくもなるので、おっさんはとっとと帰りましょう。

wwまあ確かにねw早く帰ってあげるほうが良いのかもねw
実際、体は十分休ませないと能率上がらないしな。

5. 何のために働いているのかを改めて認識する
35歳という年齢は、20代の頃とは違います。何が違うのかというと、死ぬまでの残り時間がリアルになるということです。20代の頃は自分が40代になることさえ信じられませんでした。死などは遠い彼方に存在するらしいという感覚でしかありませんでした。でも今は違います。40歳、60歳、80歳の自分がリアルに感じられるし、死ぬことも身近な存在になりつつあります。何のために生きているのか、という問いも切実になります。

あああ〜
肝に銘じておこう。