中国人民銀行がレンディング・レート(貸出金利)をこれまでの5.31%から5.56%へ、デポジット・レート(預金金利)をこれまでの2.25%から2.5%へ利上げすると発表しました。
これは中国国内にインフレ・プレッシャーがあることを物語っています。
また米国をはじめとした先進国が超緩和的な金融政策を取っているために従来の方法だけでは対処しきれなくなっていることの現れです。
最近、中国は人民元の上昇を容認したり、今回のように利上げに踏み切ったりしていますが、このように従来の方法にとらわれず柔軟で包括的な処方に切り替えてきているのは良いことだと思います。
これが中国経済の鈍化要因になるのか。。。