アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

この人の話はいつも面白い。考え方も共感できるし、
いわゆる「マッチョ」なのだろう。(私には想像することしかできないが)


ただ、この人の文章は後半で大暴騰するんだ。


この人は氷河期に"余ったパイ"をむさぼり、肥え太って蝶になったのだ。
「雪の下でパイにありつけず、ただ未来を会社を信じひたすらに物を作り、その作った物も体力も奪われ、精神をも摩耗した」
そんな経験がないこの人が、彼らを「雇用が与えられるのが当然の権利であるかのように考える自己中な人」などと、追い打ちをかけなくてもいいのではないだろうか。*1
この人は今将来老後の不安もなく幸せなのだから、今苦しんでいる人をそっとしておいてあげるくらいの余裕はあるだろうに。
この文章で、人が幸せになることをリアルに感じられるのだろうか。





今回のこの人の文章は、「"心の美しいお前"は貧乏くじを引いたのだから、甘んじで不味いパイでも食っていろ。どうせ大した努力もしていないんだろ?」
ってことだろうか。
大した努力もしていないのかどうか、私にはわからない。でも、この人にもわからないはずではないか。
職場のイジメの被害者を助けてあげようとして、酷い目にあいました - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
こっちもそう。前半は全く同意できる。でも後半は、このケースに当てはまるのかどうかわからないじゃないか。
この人のやっていることはやはり、ただの義憤という偽善で、ただ話をややこしくしているだけなのではないだろうか。





これは私がよく使う言葉なんだが
「人は誰かを強く批判するとき、
何故か自分にも当てはまることを
言ってしまう」

事細かな証拠を記録して、「論理的に」やりこめたところで、
それは小学生が相手を言い負かしたようなもの

なんじゃないでしょうか?

*1:ほんと、マジで。メンヘラじゃない人が安易にメンヘラを批判しちゃだめですよ