らくだのひとりごと: 席を譲らなかった若者

胸のすくお話。
もし老人が
「すいません、連れが疲れているようなんです。
　２人分で良いので席を譲っていただけないでしょうか」
と言えば、その若者も譲らなくもないでしょうに。
老人と若者という縮図ではなく、一人の人間として見た場合、
老人の言動は人に物を頼む態度ではありません。　いわゆる不躾。
もう何十年も生きている老人が、礼儀も弁えてないというのは…
不躾な態度をとれば、不躾な反応が返ってくる。　当たり前のことです。
別に、他人が善悪の定規を挟む要素はありませんね。
そ。　つまり私達も、余計な一言を言い合っているのに過ぎません。

今までの風潮では、我が儘な人を簡単に許し放置することで事を済ませていた思います。
しかしそれに甘えてどんどん我が儘に振る舞う人間が増えたことも事実。
本来なら、身内がその我が儘に釘を差すべきなのです。
人が変われば、時代も変わりますよねぇ。