アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 本当にやめよう! 仕事でやりがちな愚かな行為ワースト5 | ライフハッカー[日本版]

面白かったのでメモ。
特に五番の例題。

宝くじで100万円を当てたとイメージしてください。そのお金を現金でもらったとします。これは新しい実験的な宝くじであり、当選者は必ず知らない誰かと獲得賞金をシェアしなければなりません。お金の配分はあなたが決めますが、相手はそれを拒否することができます。もし相手が拒否したら、あなたも相手も1円も手に入りません。交渉のチャンスは一度きりであり、あなたと相手は今後二度と顔をあわすことはありません。あなたはいくらと提示するでしょうか?



この実験を、実際のお金と実際の被験者を使って行った結果、20%以下の提示額はすべて拒絶されるという結果になりました。つまり、自分が賞金を獲得したにもかからわず、相手に最低でも20万円以上を提示しなければ、取り分はゼロになってしまうということです。
もし、同じ問題をコンピューターに与えれば、0円以上ならいくらでも受け取るでしょう。コンピューターはプライドがなく真に合理的だからです。

確かにw
事情聞いた後に「100円やるよ。良いだろ?」って言われたら、拒否する罠w
「私の了承がないとアンタ99万9900円もらえないんだよ?」w
「良いの?100円で?」みたいなw


でも、この当たりくじが大量に出てたら、私10万で受け取って上げますよ?w
だから、当たりくじ所持者は私の所にいらっしゃいw ヲホホw


でもそんなこと言ったらあっという間に隣で「8万」「私は5万」って受取金額のデフレが始まるわw
当たりくじ(利権)をもった奴ばっか儲かるだけじゃんw
これがデフレ思想か…!




でもまあ、当たった方の立場で考えると、普通に考えて「20万当たった」って言って「4万やるよ」って言うんだよね、って話になんだけどな。
商売ってそういうもん。
相手は何もしないで4万もらえるんだから、満足する。
でも最初に「100万」って知ったらフツーに欲を出すだろ?
コンピューターみたいな合理的な答えは出せない。


それくらい、なにかをシェアする事は難しいってことだな。
仕事も給料もな。



思考実験は面白いな。



あ。
これ、愚かな行為の例題だったw
結論はこれ

あなたの雇用主もあなたに昇給を提示するときに同じ問題を抱えます。誰だって、もらえるお金が増えることはうれしいはずですが、実際は、多くの人は7%以下の昇給については不快に感じる傾向にあります。昇給がないことよりも、侮辱にさえ思える昇給額の少なさに怒りを覚えるのです。

「もらえるだけありがたいと思え」って事か?
傲慢だな〜
だって、宝くじの例題の場合はもらう方は何もしてないけど、労働者は仕事してますからね。
労働者だって「"薄給で数年頑張ったら、その内昇給して楽になれますよ"って言ったのに嘘じゃん!これっぽっちじゃ楽になんねーわ!」みたいになるよね。


だってさ、これ、逆もまた真なりで。
例題で言うと、当たりくじ所有者はもう100万をもらう事は自分の権利だと思ってしまっているので、そこから少しでも減ると損をしたって考えるわけ。
逆に「相手に20万払うだけで80万はもらえる」って考えないんだよね、って言い方もできるわけ。でしょ?
雇用主は「会社は自分のものなのだから、会社の売り上げも全部自分の物」と思うわけ。だから給料なんて本当はビタ一文払いたくない。
でも本当は、労働者がいなければ雇用主が自分で面倒な雑用も全部しなければいけない。それは無理だ。そんな仕事は給料20万の仕事なの。そうなると100万は儲けられないわけ。でしょ?
20万を払って労働者を雇ってるから80万儲かるわけ。
…だから20万をケチるなって話だよ。
だってさ、労働者を増やして給料を40万払えたら、160万儲かるようになるわけ。でしょ?(もちろん社長にその力量がなくちゃいけないんだがな)
なのに、如何に20万を減らして会社(自分)の取り分を増やすかって事を考えるからダメ思想なの。って話。*1



「私達の利益はお客様と会社の従業員によってもたらされる」的な事を企業理念にしてる中小企業があって(カンブリア宮殿で見た)
その会社、利益を積極的にボーナスとして支給するのよ。
社長の公演料も会社の利益としてプールするんだと。
もちろん従業員のモチベーション高いよ。だから自然に気持ちいい接客が出来てて、家電が他社の1.5倍の値段でも売れてく。
それは「その店で買うとアフターサービスが充実してるから安心して買える」ってことなんだと。
だからリピーター多い。すげーよ。


俺様雇用主は大抵、自分のおかげで会社が儲かってると思うもんさ。
「雇ってやってる」 まあ、それはそうなんだけどね。確かに。
ただ、…労働者にも我慢の限界ってものがありますよって話。
要は線引き(バランス)でしょ?
まー、労働者も嫌なら辞めればいいわけだけどさー
とりあえず、質はもう上がらんよ。モチベ保てるわけねえもん。


……ただ、カンブリアの中小企業の話はいい話なんだけど……
バランス次第で良くも悪くも転ぶんだよ。
今、一般的に従業員の給料安いよね。多分ここもそうなの。
だから、そこに「ボーナス」っていう権利以上の「報償」の割合を増やすわけ。ご褒美だよね。努力が実った!的な。
もしここで…そもそも基本給がすごく低かったら……?ってことは誰でも思いつく話だ。
基本給で年500万もらうのと、200万+ボーナス300万もらった!だと後者の方がモチベ保ちやすいんだよねっていう……これも線引きってことだわ。
しかも業績不振の時はボーナスカットで乗り切れるっていうね。。。
線引きがどこかってことで、良くも悪くも転ぶわけ。
だけど、労働者満足の最低絶対基準はある。
生活が立ち行くギリギリのラインで未来が見えない状況だと不満は募る。


ボーナス定額って…意味ないよなーなんでそんな馬鹿な事を思いついちゃうんだろ。*2



結局、立場が強い方が勝っちゃうんだけどな。困ったことに。







給料は増えないし仕事は増えるし。
実質給料下げられてるようなもんじゃん。でしょ?
んで体力ギリギリまで行くと他の何かの所為にし始めるのは人間のサガらしいよ。
おまけに嘘はばれるからね。長い付き合いになると。




ああ〜仕事辞めて海外旅行行きたい><
南の島が良い><
しぼりたてフルーツジュース飲みたい!



………そうだ、伊勢丹にいこう!
ジュースの美味しい店が…なかったっけ!?
ジェイアール京都伊勢丹 | 店舗情報
うむ、地下一階にジューススタンドがありますね。。。

*1:とはいえ、人間はコマではないので、感情もストレスもあるわけだから、理論通りにはいかない。…実際現場にいたらこんな悠長な意見は言えないよねw

*2:まあ恐らく、すっごく儲かってる時に従業員にボーナス払うのが惜しくなっちゃって悪手打っちゃったんだろ