アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 裁量労働制ってなんぞ? コストを下げれば儲けが上がる。これが生産性の向上なのか?

労働生産性が取りざたされる昨今ですが……
ちょっとネットから目を離してる隙に変な法案が通ろうとしていたみたいだねえ……

■【経団連裁量労働拡大を期待、施行延期けん制 経団連・榊原会長
1 名前:ばーど ★:2018/02/27(火) 18:19:49.58 id:CAP_USER9
日本経済団体連合会榊原定征会長は裁量労働制拡大をめぐる働き方改革関連法案の取り扱いについて「厚労省の調査をめぐるミスと法改正の趣旨は別問題だ」とし「今国会での成立を期待している」と26日までに記者会見で強調し、裁量労働制の対象拡大や高度プロフェッショナル制度の創設に改めて期待を示した。

また法案成立後の施行時期についても、政府が1年延期する意向を示していることに「政府として施行日延期を決定したわけではないと理解している」と釘を刺し「当初計画通りに施行されることを期待する」と延期をけん制した。


34 名前:名無しさん@1周年:2018/02/27(火) 18:33:15.90 id:eO2vP5DA0
あの経団連が進めたがっている

つまりそういうことだ

正直全く法案の内容を確認していないのだが、経団連がそういっている限り、ろくでもない物なのだろうと予想がついてしまう。

裁量労働制 削除に「残念」 財界から失望の声

法案の根拠となるデータが無茶苦茶だったんだってよ。

 新たな異常値は、一般労働者の同一人物で月や週単位で残業時間が記載されているにも関わらず、最も長い日の残業時間が「ゼロ」と記載されていたケースなどがあった。

「残業時間はなかった。いいね?」
「は……はい……」



お前らみたいな、メンツで生きてるバカ老人が死ななきゃ労働生産性なんか上がらんよ。マジで。
あのプレミアムフライデーはどうなったよ。なあ?

プレ金 開始1年でも効果は限定的 経産省は継続の構え

鳴り物入りで始まった経団連主導のプレミアムフライデー
どう考えても失敗したのに、経団連はその失敗を認められず、今後も続けるとのたまっている。
まあ、やるなら一人でやってくださいよ……って話になりつつあるんですが、
今の世の中「エライ人が言ってるから」とか「年長の人の言うことは尊重しなきゃいけないから」とか言う理由ではダメなんよ。
あれが労働生産性を下げてる一番の理由だからね。


1年やって効果がないってわかったのに、言い出しっぺがメンツを気にして失敗を認められず、下々の人間がこの意味のない仕事をし続けなきゃならないって状態が「労働生産性が下がった状態」なわけよ。わかる?



さて。
労働生産性とやらが、「儲かった金額」÷「かかったコスト」なら
サービスはどうなるのだろう?


「スマイル0円」なんて言葉もあるが、
たかが笑顔程度ならともかく、金銭の発生しないサービスという物は沢山ある。もちろんそれには労働コストがかかっている。
「金額の発生しないサービスをさせること」=「金にならない働きをさせること」だ。
これはどう考えればいいのだろう?


或いは「かかったコスト」とは何の事だろう?
「手間」の事だろうか? それとも「時間」の事だろうか?
経団連にとっては単純に「人件費」と捉えていてもおかしくないだろう。


つまり、「人件費を減らせば、儲けが増える」という訳だ。
経団連にとっては「労働生産性を上げるためには人件費を下げればいい」という単純で都合の良い結論に到達するであろうことは想像に難くない。
ただしこれは、今までの日本社会がずっとやってきた事なのだが、なら何故今の日本は未だに労働生産性が低いと言われ続けているのだろう?


ここで言われている改善すべき労働生産性とは人件費が高い事が原因ではなく、効果のない仕事をダラダラする事だ。
それをカイゼンしろって言われてるのに、
「労働コストを下げる… (ピコーン)そうだ、人件費を下げよう!」ってなってる頭の悪さを改善しろって話だよ。


くだらない。
もはや「労働生産性」という言葉の定義から話さなくてはならないような状況だ。


そんな言葉遊びにはうんざりなんだよ。







まあ、働き方改革の内容なんて、私は読んでないんですけどね。