アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 南沙諸島の埋め立て島の12海里に米軍が航行したんだよ

ホントにやったw

イージス艦南シナ海「人工島」12カイリ内を航行


ロイター通信は27日、南シナ海を航行中の米海軍のイージス駆逐艦ラッセン」が、中国が「領海」と主張するスプラトリー(中国名・南沙)諸島の人工島から12カイリ(約22キロ)内の水域に入ったと報じた。

当局者の話として伝えたもので、ミスチーフ(美済)礁とスービ(渚碧)礁の付近での哨戒活動だとしている。

27日の記事だな。


オバマ大統領は先の習近平との会談で「中国とは話しても無駄だ」と感じたらしい。

ごく少人数なら本音で話し、接点を見つけられるかもしれない。オバマ氏はそう考え、翌日の晩さん会とは別に、側近だけによる私的な会食を用意した。

いちばん取り上げたかったことの一つが、中国が南シナ海岩礁を埋め立て、軍事施設をつくっている問題だ。ところが、ふたを開けてみると、やり取りはさんたんたるものだった。

複数の米政府筋によると、オバマ氏はかなりの時間を割き、軍事施設の建設をやめるよう求めた。だが、習氏はまったく取りあわず、箸にも棒にもかからないやり取りに終わった。

その夕食会の直後、憤ったオバマ氏は側近に命じ、ただちにハリー・ハリス米太平洋軍司令官に連絡させ、こう通告したという。「南シナ海での作戦を承認する」

アメリカ、行動早いよなぁ。。。
本当にずっと知らなかったのかな。南沙諸島の問題。
知らなかったんだろうなあ。


さて、米軍の動きは逐一日本に連絡がありました。

 日本政府関係者によると、日本政府は南シナ海で中国が「領海」と主張する海域に入った米海軍のイージス駆逐艦の動きについて
米側から逐一連絡を受け、航路や位置、現地の状況などの情報を緊密に共有している。
(後略)


駆逐艦の動き、日本に逐一連絡
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS27H1S_X21C15A0MM0000/

中国は文句言ってる。

【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は27日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で米艦が中国の人工島から12カイリ以内の海域に入ったことについて談話を発表し、「米軍艦の行動は中国の主権、安全への脅威であり、地域の平和と安定を損なう」と批判した上で、「強烈な不満と断固とした反対」を訴えた。また、「法に基づき、米艦を監視し、追尾し、警告した」と強調した。


29 名前:名無しさん@1周年:2015/10/27(火) 15:39:15.91 ID: 6WUNgf+f0.net
ヘタレっぷりにワロタ w
やっぱアメリカって凄えなあ

スゴイよね……


アメさんはやる気だ!��(゚口゚;)

米巡視、数週間以上継続へ…中国に強い意思示す


カーター米国防長官は27日、上院軍事委員会の公聴会で、イージス艦が中国の人工島の12カイリ内に入ったことを公式に認め、「(作戦を)数週間から数か月間、実施していく」と述べた。カーター氏は「国際法が許すところはどこでも、我々の作戦が必要な時はいつでも飛行、航行する」とした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00050103-yom-int

ホントすげえw


てゆうか、中国は米駆逐艦に対して警告も行ってない???

【ワシントン時事】今月27日に南シナ海・南沙(英語名・スプラトリー)諸島の中国の人工島から12カイリ(約22キロ)内に進入した米駆逐艦ラッセン」が、フィリピン、ベトナムの実効支配下にある岩礁など計4カ所の「領海」内も同時に通過していたことが28日、分かった。米当局者が明らかにした。

(略)

当局者はまた「ラッセンがスービ礁に接近した際、警告も交信もなかった」と述べた。中国側が無線で退去を求めたが、発信元が不明であることなどを理由に警告と認めていない可能性もある。
(2015/10/29-11:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102900403

こっちは違うことが書いてあるが?

 ロイター通信によると、米国防総省当局者は、ラッセンが作戦に先立ち数週間にわたって中国艦船から追跡されていたことを明らかにした。一方で別の同省当局者は、ラッセンが人工島の一つのスービ(中国名・渚碧)礁付近に近づく際、無線で中国軍当局と交信していたと説明している。人工島の12カイリ以内に入った後も、中国艦船は極度に接近して追跡するような行動を取らなかったという。


 北京の外交当局者によると、米国のハリス太平洋軍司令官が11月2日から5日まで訪中し、中国軍幹部と会談するという。訪中は米艦船の進入前から計画されており、米中の軍幹部が軍事交流や南シナ海情勢で意見を交換する見通しだ。

中国「遠くからソッと警告したから!」
まあ、中国は事前に言ってた程過激な行動はとらなかったって事なのかな。



勿論日本はアメリカを支持。

中国と領有権をめぐり紛争中の日本・台湾・ベトナム・フィリピン・マレーシア・ブルネイは米国の軍事行動を支持する立場だ。

南シナ海スカボロー礁(中国名・黄岩島、フィリピン名・Bajo de Masin)をめぐり中国と領有権紛争中のフィリピンは米国の対応を歓迎した。

ベトナムも中国の人工島建設は自国の主権を侵害する行為だという点を明確にしてきた。

以下略、全文はソースへ
2015年10月29日11時24分 [中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/666/207666.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jp|main|top_news


34: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/ 2015/10/29(木) 15:04:00.61 ID: UC/S4ZZi.net
>>1
他人事みたいに言ってるが、どうすんだよコウモリ

あ、これ、韓国のニュースかw
どっちにつくんだよw もう踏絵だなこれw


さて、オーストラリアも支持。

 【シドニー時事】南シナ海で中国の人工島から12カイリ内で米軍艦が哨戒活動を行ったのを受け、オーストラリア海軍も軍艦や哨戒機の人工島周辺への派遣を選択肢に含め準備を進めている。オーストラリアン紙が29日、電子版で報じた。

 豪海軍は、政府の決定があれば即時派遣できる態勢を整えている。ただ、政府は米国にすぐに追随することには慎重とみられる。中国は最大貿易相手国で、反発を呼べば経済への影響が大きい。(2015/10/29-10:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102900287

ただし、中国との合同演習は予定通りやるんだと。

 オーストラリア海軍のフリゲート艦2隻が中国南部沿岸で、
中国海軍と合同の実射訓練を行うと複数のオーストラリアのメディアが29日報じた。
以前から予定されていたもので、南シナ海情勢が緊迫する中、計画通り来週前半に実施する方針という。

 オーストラリアは、南シナ海で中国が造成した人工島周辺を米海軍の
イージス駆逐艦が航行したことについて、航行の自由を確保する立場から支持を表明している。
(略)

全文 産経ニュース/共同通信
http://www.sankei.com/world/news/151029/wor1510290023-n1.html


13: 名無しさん@おーぷん 2015/10/29(木)18:34:15 ID: YD9
来月に潜水艦の協議があるってのにこれかよ

そうりゅうを売る話?
製品を売ればいいのに、なんでオーストラリアで建造しなきゃいけないの。


日本もなんかやってる?

 米海軍のイージス駆逐艦南シナ海南沙諸島で「航行の自由」作戦を実施したことに合わせ、海上自衛隊護衛艦と米海軍の空母部隊が南シナ海で共同訓練することが28日、分かった。緊密な日米同盟をアピールし、中国をけん制する狙いとみられる。

 海自は9月26日から、米海軍とインド海軍がインド洋で実施した共同訓練「マラバール」に護衛艦「ふゆづき」を参加させた。その後、護衛艦と米空母「セオドア・ルーズベルト」の部隊は28日までに、シンガポールチャンギ港に寄港した。

 防衛省によると、今後、護衛艦と米空母部隊は南シナ海の南側、ボルネオ島北方付近を航行し、その際に通信訓練や、米兵と自衛隊員による艦船乗り換えなどの共同訓練を実施する。

 護衛艦は今回、南沙諸島で中国が埋め立てた人工島から遠く離れた場所を航行するため、12カイリ(約22キロ)に入ることはないが、将来的な自衛隊南シナ海での警戒監視活動を念頭に置いた訓練の可能性がある。護衛艦は11月10日に帰国する予定だ。【村尾哲】

http://mainichi.jp/shimen/news/20151029ddm002030145000c.html

でもこれ、たぶん前々からきまってたことだね。
てゆうかすでにやってる訓練の一部よね。



さて、中国はまだ吠えてる。

でも歯切れ悪い。

「小細工により中国の正常な建設作業を妨害できるとの幻想は捨てた方がいい」。中国外務省の陸慷報道局長は27日の定例記者会見で、南シナ海で中国が埋め立てた人工島周辺を米軍艦が航行したことを厳しい口調で批判した。

会見では、欧米メディアから今後の中国の対応などについて質問が相次いだが「いつ、どのように対応するかは中国側が必要に応じて決める」と述べるにとどまり、歯切れの悪さも目立った。

現場海域で米軍艦を追跡したのが中国軍の艦船だったのかどうかについても、確認を避けた。

米国への抗議については「このところ北京やワシントンのさまざまなレベルで厳正な申し入れを行っている」と繰り返し、具体的な対応策は明らかにしなかった。(共同)

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151027/frn1510272321014-n1.htm

ドイツはん、マジ正論。

[北京 29日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は29日、交易ルートの航行の自由を維持することは重要だと述べ、中国に対し南シナ海の領土問題を国際裁判所で解決するよう促した。

中国が自国の領海と主張する南シナ海の人工島から12カイリ以内の海域に米国が軍艦を派遣したことで、両国間の緊張が高まっている。この問題について米中海軍の高官が協議する予定。


3: 名無しさん@1周年 2015/10/29(木) 20:46:11.42 ID: raev+YGP0.net
メルケルあほちゃうか?


137: 名無しさん@1周年 2015/10/29(木) 21:26:40.05 ID: 3f4JYpjj0.net
>>1
わからんでもないけど欧州の首脳はアジア情勢に疎過ぎるw


192: 名無しさん@1周年 2015/10/29(木) 21:41:58.68 ID: MRoBIh5F0.net
>>1
はい?
海上の人工島が領土になるなら
どの国もやるわボケ

ああ、そもそも人工島だから領土主張できないのは流石に中国も分かってるし、国際裁判所になんかくるわけねえじゃんって事?
そりゃあそうだが(´・ω・`)
「軍を出すとか物騒な事は止めて!」って事じゃないのかな。
でも国際裁判所ちゃん、仲裁してくれるみたいよ?

アムステルダム 29日 ロイター] - オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は29日、フィリピン政府が申し立てていた南シナ海をめぐる中国との紛争の仲裁手続きを進め、今後フィリピン側の言い分を検討するための聴聞会を開くことを決めた。


関係国間の交渉による解決を唱え、仲裁裁判所に管轄権はないとしてきた中国の主張は認められなかった。


中国はこれまでこの問題で仲裁手続きを一貫して拒否し、南シナ海全域の領有権を有するとしてフィリピンのほか、ベトナムや台湾、マレーシア、ブルネイなどからの異議にもことごとく耳を貸していない。
「(中略)」

続き ロイター
http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/philippines-china-arbitration-idJPKCN0SO00U20151030

尖閣も出そうぜ!(`・ω・´)


ふぅ、今のところはこんなもんかな。



コラム

小原凡司元駐中国防衛駐在官:「口で言っても聞かないなら実力を行使する」という方針に舵を切ったことです。米国は中国に対して、南シナ海での姿勢を改めるよう何度も要求してきました。しかし、変化はなかった。


米国は中国と軍事衝突することを恐れていません。中国が譲歩するまで一歩も引くことなく、主張を押し通そうとするでしょう。米国は、水面下で中国と協議することはしないことを示したわけで、これは、中国が求めている新型大国関係を否定したのと同義です。


国防総省は5月ごろから実力行使を主張していましたが、軍事行動に訴えたくないオバマ大統領が決断を留保していました。しかし、9月25日に行われた米中首脳会談の場で習近平国家主席が姿勢を変えなかったため、決断に至ったようです。もし負ければ共産党による統治が揺らぐ


━━ 中国は譲歩するでしょうか。


小原:目に見える形で譲歩することは難しいでしょう。そんなことをすれば、国内世論が納得しません。ただし、軍事衝突に至る事態は避けたい。


米中が軍事衝突に至る可能性はゼロではありません。中国は今回、追跡・監視・警告という対応をしました。しかし、米国が哨戒行動を続ければ、対応を強化せざるを得ません。


米艦の進路を妨害することなどが考えられます。もし米艦に被害を与えることがあれば、米国は自衛権を発動して一層多くの部隊を南シナ海に派遣するでしょう。中国海軍がこれを阻止しようとすれば、最悪の場合、軍事衝突になってしまいます。


もし中国が負けるようなことがあれば国内問題化し、共産党による統治が危機に陥ります。
習近平政権としては、それはなんとしても避けなければなりません。


━━ 駆逐艦ラッセン」を選んだことに何か意味はありますか。


小原:これも、米国がいかに本気かを示すものだと思います。ラッセンはミサイルを装備しているイージス艦で、戦闘することが可能。同艦を派遣することは、中国に「やれるものなら、やってみろ」と言っているようなものです。

 ラッセンが1隻で活動したことも重要です。もし複数の艦船が編隊を組んで行動していたら、中国が「米国は戦闘する意思がある」と受け取りかねません。「米軍が南シナ海においても自由に活動することを中国に示す」ことが目的ですから、これでは行きすぎになってしまいます。

 もちろん、最悪の事態に備えて、他の米艦船が離れた海域で待機していたことと思います。これは証明のしようがないことですが。

ほうほう。。。