アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 サイコパスもう一回。(超長い上に加筆加筆。しかも合間合間に加筆加筆)

んー……
中間地点を超えて話が新しいステージに上がった。
これからまた新しい伏線が撒かれてラストへ向かっていくんだろうが……
考えてみても考えてみても結局まとまらない状況だったので、とにかくだーっと書きとめてみるさ。
かなりだらだら書くつもりだから、気に入らない人はブラウザバックプリーズ。
今日のトピはこれで終わりにするさ。




ぶっちゃけ、どっちの方向性に向かうのか、ピンとこない状況だったわけよ。
ありがちな流れを考えようにも、それすらオボロゲなんだよなぁ。。。
まあ、あと1クールあるからさぁ…
安全牌狙うならせめて来週を見てからの方が良いが、それだと自分的にあんまり意味がない気がするんだよなー*1


ポイントはいくつかあると思うんだわ。例えば…

  • 来週以降のあかねの色相の変化。および周囲からの追い打ちがあるかどうか。(友達は二人いるからね(ニヤリ))
  • マキシマの本質。(まあ、そこは見せ場だから)
  • ラストでのあかねの使い道。(落とすのか上げるのか)
  • 社会システムへの問題提起はあるかどうか。メッセージ性。
  • マキシマは本当にラスボスかどうか。
  • コウガミの「こだわり」は解消されるのか。(続編を考えるならこれは解消されない方が良い。続編を期待させる余韻を残すのも良い終わり方だし、アリだと思う。となると、過去の事件とマキシマは同一犯ではない可能性が出てくる。そういう意味ではこの問題も気になる所だ)


さて。
ゆきちゃんの使い道も意外だったし、もう一人の子も後半戦で変わる可能性はあるよね。ここがどう来るかでちょっと道程は変わると思う…が、ただ、監督は踊る大捜査線の人なんだよね? だからあかねちゃんが容疑者室井の田中麗奈みたいな立ち位置にならないとも限らないんだよなー そうなると、また、ただ友達に慰められてケロッと結論出して次!みたいな流れにならなくもないんだけどな。んー…
でもそれじゃ面白くないよなw せっかく友達死なせてまであかねを追い込んだのに、意味がないじゃないか。初めての「色相ブス」になって存分にあがいてほしい気もするw そこからどうやって立ち直るかがドラマになるわけだからね。
…でも私は、まだあかねの色相が濁らない可能性もあると思うんだよなー
…友達は二人いるので。
例えばもう一人の友達があかねに「…ゆきはあかねの目の前で死んだんでしょ…? …なのにどうしてアンタの色相は真っ白なのよ!?」って泣きながらあかねを化け物でも見るような目で見たら、面白いでしょ?「どうしてよ!?どうしてゆきは死んだのよ!?」って縋りついて泣き崩れるの。まあ、あかねが撃てなかった所為なんですけどw
さしものあかねも落ち込むんじゃない?w でも色相は濁らない。本人だって「どうして!?」って思うよね。これじゃ人の心が無いみたい。でもその悩む姿が面白いんだよね。ドラマチックじゃん?
色相の濁らないあかねとマキシマ。でも犯罪者と警察官。この対峙の間にコウガミが入っても良いとは思う。似てるのになぜか対極にいるっていう。その辺の矛盾というか。そういう方向性もありだ。それがマキシマの正体と言うか性質に近づく足掛かりにもなりそうだから。
主人公は相手に対して「それでもお前は間違っている!」とか「俺が勝つ!」的な、ねじ伏せられる何かを持っていなければならんと思う。
でもまあ、主人公はコウガミの方だから、私はこいつが伏線以外で負けるのはあり得ないと思っている。セブンのように「主人公が負けるオチ」はないと思ってる。
だから、色相が濁っちゃった人間の目線から、システムへの問題提起はできんじゃないかな。
悩める主人公というのはシェークスピアの得意技らしいし。。。
ただ、これ、システムとか体制へのメッセージ性は薄いと思うんだよなー…
だってこれをやるとすると、もっとシビラシステムの矛盾を語らせないといかんのだよね。でもここまでそんな雰囲気あったかなぁ? 見返してみたら1話でちょっと語ってる感じはあるけど…
この辺も決まらないとオチへの流れは予想できないw
だから流れの予想なんかできなかったわけw


んで、1話から見てみたわけ。確認したかったのは、

  • マキシマの写真はいつ出てきたか。
  • 一連の事件(マキシマ)と過去の連続殺人はどの程度関連があるのか。

この辺を見てみたかったんだが…
見返してみたらこれ、1話がほぼラスト直前だよねェw
そーだったw 私あの対峙するシーン見ながら「そういう君はジョナサンジョースター」って言ったわw この番組だったっけ?w
ってことは、マキシマはラスボスは確定なわけかい?
それに…生前のゆきちゃんから「あかねとコウガミは実は似てるんじゃない?」って台詞が出てきてる。
こりゃ、この流れが正道なのかなぁ。。。。。。
あかねちゃんの色相が濁ってコウガミが先生になる方向?
それに「マキシマとコウガミは出会う前からお互いをよく理解してる」的なモノローグも入ってたし…こりゃ対極になるのはあかねちゃんじゃなくてコウガミとマキシマだよなーそりゃそうだ。まあ正道だわな、これが。
……でもそれって普通だなーと思ったり……
迷うのはあかねちゃんってわけか? でもあの子の色相は濁りにくいぞ? 細かい事でくよくよ悩むタイプじゃないよ。
やっぱ友達使うのかね。あー…やな役だね。引き立て役。


てゆうか、色相が濁る基準がわからんのだが…
「ストレスがたまった奴は犯罪者になる」って考え方が法律になってるってのは結構ゴーインなシステムだよねェ。昔から「疑わしきは罰せず」って言うのにさ。だからマキシマみたいなやつが出るんじゃん。
ただ、このシステムは現実の何かの比喩であって、このシステムの矛盾を語らせても仕方ないと思うんだよな。。。
割と突込みどころの多いシステムだしさ。
第一、監視官や執行官はドミネーターの指示通りに引き金を引けばいいんだろ? だったら街頭スキャナにでもドミネーターつけときゃいいじゃん。何も人間に引き金を引かせなくとも。ね?
だから、そういう所に突っ込む話じゃないんだよ、きっと。たぶん。。。
となると、割と娯楽性が高いってことになるのかな…?
チラッとは語るかもしれんが…あーその辺もわからん。どっちにどのくらい振れるか。加減が読めんわー




実はさぁ…なんで上記の2点を確認したかったのかっつーと
(まぁ、マキシマの本質に迫る為なのはそうなんだが)
なんかさー…
今まで出てきた犯人共とマキシマがそーんなに違うとは思えないんだよー…
マキシマは「飽きたおもちゃ」に対して「何故お前がダメか」を語る時、大体「オリジナリティが無い」って責めるじゃない? なのに、自分は語る時に寺山修二の戯曲を持ち出したり、誰かの詩を読んでみたり、「おもちゃ」にさせる犯罪も既出の物だったりするじゃない。これじゃ「お前自身も誰かの「おもちゃ」なんじゃないの?」って思っちゃうよ。あの狩猟サイボーグのじじいがそうだったのと同じだと思う。
これが伏線だと仮定すると…
もしかして、ラスボスが別にいるんじゃないかと思ってさー…
コウガミのプロファイリングもどきでも、「犯人は頭がよくて、"かなり体力がある"」って言ってた割に、マキシマは優男だったからさ。気にはなってたんだよな。なんで「体力がある」って思えたのかがさっぱりわからなかったからさ。
だからもしかしてラスボスは実は―――例えばチェ・グソンとか。
前の事件の犯人はチェ・グソンで、その情報をマキシマに流してる可能性はあると思ったんだがー…
そうなると、余韻を残す終わりは難しいか?とか考えると、またオチを予想するのが難しくなる。
まあ、実は伏線なんて意味はない可能性もあるけどw
(あ、いや、真犯人チェグソンだけが逃げおおせれば余韻は残せるか? うーむ…今の状況だと方向性なんかどうにでもなるな)


んで、マキシマと過去の事件のつながりを見る為に、あの写真ってどっから出てきたんだっけ?って思って、ちょっと最初から見てみたんだけど……
そういえばアレ、コウガミの以前の相棒のササヤマが撮ったんだな。
じゃあ標本事件に絡んでるって事じゃんってなってー
んー………
マキシマはなんていうか…例えばブラッドピットの「セブン」みたいな犯人になんのかなーと思ってたんだ。(オチは変われど) なら、その動機は憧れとか憧憬とかその激しい裏返しとかいう方向性かなーと思ったけど…裏返しはない気もするね。単に執着か。
ほらなー、やっぱもうちょっと何かあってほしいんだよな。でもそこまで行く気はしないような…
ただ、セブン的な事を前回のあかねちゃんの時にやった(と思う)からー…どうなるんだろ?
あかねは撃てなかった(正確には撃ったが当たらなかった、あるいは当てる気が無かっただ)が、ラスト付近でマキシマとの落とし前をつけんといかんな。


一話でコウガミはなんて言ったんだろ。
「アンタには撃てないだろ?」かな?
じゃああかねちゃんは煽られて撃っちゃったってことか?
そこに思想はないのよな。
ゆきちゃんの時だって、当たらないってわかってて引き金引いてんだろ? だってあんな持ち方で撃ってゆきちゃんに当たったらどうすんだよ。意味わからんよ。危ないよなー どう見ても当てる気なかったようにみえるぞあれは。 あかねちゃんはあそこまで煽られて撃たなければ負け的な気分で引き金引いちゃったんでしょ?
ゆきちゃんはあの時、あかねをどう思っただろ。彼女の目にも、あかねはマキシマを撃つ気が無いと映ったんじゃないのか? ゆきがあかねを呼ぶ声にどんな意味があったんだろう。*2
ゆきちゃんは難しい役だったと思うな。



とりあえず、コウガミが勝つだろ。
あとはあかねの使い道。んー…
そしてマキシマは次に何をおっぱじめるんだよ。
手ゴマはチェ・グソン以外にいるのかな。
そりゃそうだよな。あと1クールあるんだもんな。
猟師も殺しちゃったしなー
マキシマはコウガミに何を望んでるんだろ?
やっぱり自分を殺すこと?裁くこと?
もしそうだとすると、前回のあかねは完全に噛ませ犬…w
じゃあリベンジマッチはコウガミの役ってことか?
んー…



ふー…
まだ読めんよな。やっぱもうちょっと先まで見ないとわからんわ。



もうちょっと書きたい事があったんだが…
あー読み返してみてもまだ言い足りなりわ。考えが迷走してるのがよくわかるねw
それでもだいぶ書きだせた。
とりあえず、もう寝るわw 明日も早いんだった…
いや、一般市民の感覚から言うと普通なんだけど……







そういえばコウガミは既にササヤマの件で潜在犯に落ちてるんだったな。
じゃあ今は「その先」なんだ。
あれ? なんでコウガミは潜在犯になったんだっけ?
ササヤマの死体見て犯罪係数あがっちゃったからだっけ?
セブン的な流れを踏襲すると、犯人はササヤマの死体を見せつける事でコウガミがまだ「お綺麗」でいられるかを試したわけ…
…あれ? でもマキシマは王陵リカコの件で初めてコウガミを見つけたらしいそぶりだったぞ…?
あれ?
マキシマ非ラスボス説、これ良い線いってるか!?��(゚口゚;)



ちょっとまって! もうちょっと推敲してみる!!(゚∀゚*)
標本事件を調べる必要がある!



加筆!
…いやいやいや、落ちつけアタシ。
それは標本事件のササヤマがセブン的な趣向だった場合に限った話だろ。
つまり、メッセージがケーサツへの何かだった場合だ。
あの趣向はケーサツに何を言いたかったんだ?
そう、そこだ。その辺をもう一回洗おうと思ったんだった。
しかし見返すのは流石に面倒になってきた…まあいいや、頑張るか……

*1:修業的な意味で

*2:個人的にはもう少し「撃ってよ!」とか「どうして撃ってくれないのよ!?」的な非難の色があっても良いなと思ったんだが。そうするとあかねのあの的外れな射撃もわかる気がするし。「撃つ気はなかったけど、ゆきの声に圧されて引き金を引いた」的な。