アドリーナは海の底で。

なんでもあり と なんにもいらない は よく似てる

 東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍 – アゴラ

「人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」

面白い。


その下の「スカブラ」の話も面白い。

昔、まだ九州で炭鉱が盛んだった頃の話です。10人の炭鉱マンが3勤務交代制で、石炭を掘っていました。勤務が終わると、炭鉱マンたちはトロッコに乗って炭鉱から出てくるのですが、そこには何故か11人の炭鉱マンが乗っています。そして、その中の1人だけ、汗はかいていないし、服はあまり汚れていない。そして、ニコニコと笑っているのです。


この男こそ、「スカブラ」なのです。


スカブラは、石炭を掘りません。炭鉱の中で、エッチな話やおもしろい話をしたり、みんなにお茶を出したりしているのです。これが仕事なのです(笑)
このようにスカブラを採用して仕事をしていた九州の炭鉱会社でしたが、日本のエネルギーが、石炭から石油に代わっていくのに合わせて、会社も傾いていきます。
すると当然、リストラの話になるわけです。役員たちは話をします。当然、なにもしていない「スカブラからクビを切ろう」という結論になります。

そして、スカブラリストラし、10人の炭鉱マンのみが、炭鉱の中に入って行くようになりました。
その結果どうなったか?
作業効率が大きく下がりました。スカブラがいなくなってから、今まで同じ時間でやれていた作業が、全然出来なくなってしまったのです。そして、炭鉱マンたちの人間関係もギスギスしていったそうです。

コミュニケーションとユーモアは大事。
見えない所で頑張っても、しょうがないんだよな。
この要領の良さを持てない人がドロップアウトしていくんだろうなあ。
本当くだらないなあと思う。