なぜ日系企業でストが起きるのか 本当の理由を話します:日経ビジネスオンライン
「興味深い話」ってタグ全部「労働」に書き換えてもいい感じ…
――人口が10億人以上いる国で、日系企業が人手不足に陥るのはなぜですか。
B ケチだからだよ。
うむ。
――最近は、広東省仏山市のホンダ系部品工場をはじめ、賃上げの労働争議に日系企業が巻き込まれるケースが増えてきました。
D いずれにしろ、昔と違って今は政府の方針が「企業優先」から「労働者優先」に変わった。「安く作る」という目的の中国進出はもう成り立たないと思う。
ふむ。次はベトナムかインドなの?
「日系企業は“見せかけの根性”さえあれば事足りる」
――現地の中国人が技術を習得したら、すぐ転職や独立をしてしまうというのも、日系企業の悩みの1つです。
D 日本と中国では働き方のシステムが違って、「転職することで給料を上げていく社会」だから、それは仕方のないことでは。
C 台湾系や韓国系、欧米系、ローカル企業とほかに選択肢はたくさんある。
B でも、台湾系や韓国系は仕事がきつい。勤めるには根性は必要。その点、日系企業は給料こそ安いけど、居心地が良くて簡単にクビにされないという安心感がある。出世欲とか向上心など持たず、のんびり暮らしていきたいという人には向いている。なんとなく残業するとか“見せかけの根性”さえあれば、やっていける楽な職場だと言える。
そうそう。私も諦めた。